宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

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今月の話題【第81回】(平成28年4月号)

いよいよ新年度も始まり、街中には新しいスーツをまとった若者が目につきます。
新しい生活になかなか慣れないなんて方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな新しいスタートを切るこの季節ということで、「鯛飯」を紹介したいと思います。
鯛は春を表現する食材のひとつでもありますし、新しい門出を祝って「めでたい」にもかけました。
この時期小鯛は安く手に入りますし、見た目が豪華、作るのは簡単!ですので是非お試しください。

今月のメニュー

鯛飯

鯛飯

レシピ・作り方

材料

材料

【材料2人分】
 
320g
小鯛
1尾
生姜
15g
400g
薄口醤油
18g
30g
みりん
36g
昆布
3g
3g
三つ葉
5g
  • 手順11
米を研ぎ、分量の水に浸しておく。昆布も表面を拭いて入れておきます。
(この時点で調味料は入れません。)
  • 手順2-11
  • 手順2-2
タイの鱗をしっかり取り、内臓とエラを取ったら水で洗います。
表面に十字に包丁目を入れ、さっと熱湯に通して氷水に取り拭きます。
*湯通しはさっとで良い。表面の汚れや生臭みを取ります。
  • 手順32
浸水した米に調味料を加えて良く混ぜ、湯通しした鯛を乗せ、細切りにした生姜を入れ、蓋をして炊きます。
*時間の目安は、7分程度で沸騰する程度の火加減(中火くらい)で、沸騰したら弱火にして10分。その後火を消して10分蒸らしてください。
  • 手順43
蒸らしが終わったら鯛の頭や中骨、小骨を取り除き、混ぜます。
最後に刻んだ三つ葉を散らして出来上がりです。