宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

季節の話題アーカイブ

過去のメニューはこちら

今月の話題【第107回】(平成30年6月号)

2018年もいよいよ6月です。上半期も終わってしまいますね。
青梅の販売も始まり、梅酒作りを楽しめる季節ではありますが、時間が過ぎる速さを実感します・・・
さて、今月のお話ですが、サバを使ってみたいと思います。
定番メニューかもしれませんが、「サバの味噌煮」を紹介しますね。
サバは大きく分けて、日本近海で獲れる「マサバ」と「ゴマサバ」そして、大西洋で捕獲される「ノルウェーサバ」とに分けられます。
マサバは、秋から冬場が旬で、ゴマサバは年間通して捕獲されますが、マサバの味が落ちる時期の、初夏から秋にかけ多く出回ります。
本来ならゴマサバの時期なのですが、今回はマサバを入手しましたので、マサバを使用した味噌煮をご紹介いたします。

今月のメニュー

サバの味噌煮

サバの味噌煮

レシピ・作り方

材料 2人分

材料

サバ切り身
2切れ
15g
200g
味噌
45g
砂糖
8g
醤油
6g
みりん
10g
生姜の皮
少々
 
 
生姜(針生姜用)
5g
 
 
[付け合わせ]
 
長ネギ
60g
獅子唐
4本
  • 手順11
  • 手順1-2
サバの生臭みを取る下処理をしましょう。
サバの皮目に塩(分量外)をふりかけます。5~10分程度置くと、臭みのある水分がにじみ出てきますので、熱湯で流しましょう。
  • 手順22
  • 手順33
  • 生姜の皮を剥き、身の部分は針生姜に、皮は煮汁に入れて一緒に煮ます。
    調味料をすべて合わせ、沸騰させます。
  • 手順44
  • 手順4-2
煮汁が沸騰したところへ、サバと生姜の皮を入れ、煮ます。
オーブンシートで落し蓋をしましょう。
煮汁の量が多くないので、焦げないよう鍋をゆすったり、時折スプーンで煮汁をかけたりしましょう。
煮る時間は15分程度程度で取り出し、煮汁を少し煮詰めましょう。
  • 手順55
付け合わせのネギと獅子唐を素焼きし、味噌煮の横に添え、煮汁をかけ、針生姜を飾れば出来上がりです。