宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

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今月の話題【第108回】(平成30年7月号)

7月に入りました。ということは、今年も半分が終わってしまったということになります・・しかも6月で梅雨が明けてしまい、水不足や農作物など、いったいどうなってしまうんだろう・・なんて気になってしまいますよね。しかし前へ進むしかありませんね。
話は変わりますが、以前の記事の中で、ムチンは夏バテに効果があるといった内容でご紹介させていただいたことがあったのですが、そのような因果関係はないとのご指摘をいただきましたので、この場をお借りして訂正させていただきます。言い訳がましいですが、科学同様栄養学も、日々進歩しており、昔は体に良いと言われていても、時が過ぎ、研究が進んだ結果、定義が訂正されることも多々あります。わたくしもできるだけ最新の情報を提供できるよう心掛けたいと思います。ご指摘ありがとうございました。
さて、今回は夏場が旬の「スズキ」を使った料理を紹介します。

今月のメニュー

スズキのムニエル~バジルソース~

スズキのムニエル~バジルソース~

レシピ・作り方

材料 1人分

材料

鱸(スズキ)切り身100g
1切れ
白ワイン
15g
塩コショウ
少々
薄力粉
適量
バター
10g
 
 
[ソース]
 
オリーブ油
30g
にんにく
3g
バジル
6g
粉チーズ
2g
0.5g
こしょう
0.05g
 
 
[付け合わせ]
 
プチトマト
 
セルバチコ
 
  • 手順11
スズキの切り身に包丁で切れ目を入れ、白ワインに浸し、10分ほど置き、ワインをふき取り塩コショウします。
  • 手順22
  • 手順2-2
  • 魚に小麦粉を薄くまぶし、鍋にバターを熱し、皮目からソテーします。
    程よい焼き色がついたところで裏返します。
  • 手順33
ふたをして弱火にします。
ソースを作ります。
材料をすべて合わせ、ミキサーにかけます。
  • 手順44
魚に火が通ったら、付け合わせとともに盛り付け、ソースをかけて出来上がりです。
スズキは昔から高級魚として扱われていますが、河口付近などにも生息しており、漁獲場所によっては臭みも強いので、魚選びには気を付けた方がよいですね。

今回付け合わせに使用したセルバチコですが、ワイルドルッコラ(ルッコラとは別種)とも呼ばれ、ルッコラよりも香りが強くおいしいですよ。