宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

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今月の話題【第85回】(平成28年8月号)

8月に入り、今年も2/3が終わってしまうわけですが、ここ最近の暑さは異常ですよね。
水分補給と、体温調節をこまめに行ない、熱中症にはじゅうぶん気をつけてください。
しかし夏といえば、栄養価も高く、カラフルな野菜も沢山収穫されます。今回は夏野菜の代表格でもある「パプリカ」を使ったデザートを紹介します。
夏らしくパステルカラーに仕上がりますし、パプリカの臭みがほとんどなく出来上がりますので、ぜひお試しください。

今月のメニュー

パプリカのパステルムース

パプリカのパステルムース

レシピ・作り方

材料

材料

【材料:80cc型 5個分】
 
パプリカ黄色(皮を剥いた状態)
50g
砂糖(パプリカの重量の50%)
25g
牛乳
40g
生クリーム
60g
粉ゼラチン
2g
20g
レモン汁
10g
パプリカ赤(皮を剥いた状態)
50g
砂糖(パプリカの重量の50%)
25g
牛乳
40g
生クリーム
60g
粉ゼラチン
2g
20g
レモン汁
10g
汁を搾ったレモン
1個分
  • 手順11
  • 手順1-2
パプリカの種とワタを取り、ラップで巻いて5~6分レンジにかけ、氷水に取り、表皮を剥きます。(熱いので火傷に気をつけてください)
*皮を剥いたパプリカの重量を計り、50%の砂糖を計りましょう。
  • 手順21
  • 手順3-11
  • 手順3-2
皮を剥いたパプリカと、回せる程度の水をミルサーに入れ、ピューレ状にします。*赤・黄別々で。(加えた水は煮詰めるので多くても大丈夫です)
ゼラチンを分量の水でふやかしておきます。
レモンを半分に切り、それぞれ汁を搾り取っておきます。
  • 手順4-12
  • 手順4-2
  • 手順4-3
ミルサーにかけたパプリカと、砂糖、汁を搾ったレモンを鍋に入れ、煮詰めてジャムを作ります。
  • 手順5-11
  • 手順5-2
  • 手順61
牛乳を温め、ふやかしたゼラチンを加え溶かします。
粗熱を取り、冷んやりしたらジャムとレモン汁加えて混ぜます。
7分立てにした生クリームと⑤を混ぜ合わせ、カップに注ぎます。
どちらかの色を先に半分入れ、冷やして固まったらもう一色を入れて冷やし固めれば出来上がりです。