宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

季節の話題アーカイブ

過去のメニューはこちら

今月の話題【第89回】(平成28年12月号)

いよいよ師走です。しかし今年は11月だというのに、50数年ぶりに雪が降ったりと、秋が短かった印象が強いですね。気温も20度あったかと思えば、2度くらいまでしか上がらないなんて日もあり、体調管理が大変です。そんな2016年もいよいよ大詰めです。
この時期意識することは、やはりクリスマスでしょうか。今回はそんなクリスマスを意識して仕上げた料理を紹介したいと思います。
内容的にはピーマンの肉詰めなのですが、通常の肉詰めの場合、ピーマンの大きさなどを気にしないといけませんが、そんな悩みを解消し、カラフルに仕上げましたので参考にしていただければと思います。

それでは皆様良いお年をお迎えください。

今月のメニュー

パプリカの変わり肉詰め

パプリカの変わり肉詰め

レシピ・作り方

材料

材料

【材料:3人分】
 
●肉あん(ハンバーグタネ)部分量
 
合挽き肉
180g
玉ねぎ
1/4個
ソテーオニオン
25g
1/2個
ナツメグ
少々
塩こしょう
少々
牛乳
20g
生パン粉
24g
ケチャップ
15g
焼き用サラダ油
13g
 
 
●ソース
 
市販ハヤシルウ
20g
120g
バルサミコ酢
4g
  • 手順1-11
  • 手順22
ピーマン、パプリカを1cm幅の輪切りにし、中のワタ、種を取っておきます。
肉あんを練り、ハンバーグのタネを作ります。
あんを50gずつに分け、丸く伸ばします。
  • 手順3-13
  • 手順3-2
丸く広げた肉あんの周りを囲むように、ピーマンを巻きます。ピーマンの端は肉に食い込ませておきます。
  • 手順4-14
  • 手順4-2
片面焼いたら裏返し、弱火にして蓋をし、中まで火を通します。
  • 手順55
  • 手順66
ソースを作ります。
手間を省くために市販のハヤシルウを使いますが、ちょっとひと工夫。
ルウをお湯に溶かしたところへバルサミコ酢を少量加えて煮ます。
程よい酸味とコクが加わり、味に奥行きが出ます。
*煮詰めが足りないと、酸っぱさが勝るので注意してくださいね。
皿にレタスなどを敷き、肉詰めを並べてソースを回しかければ完成です。
*今回はルッコラを使用しました。