宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

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今月の話題【第92回】(平成29年3月号)

新年を迎え、早くも3月突入し、年度末を迎えました。
暖かな日が少しずつ増え、気持ち的には嬉しいのですが、別れのシーズンでもあります。
毎年のことなのですが、この時期思うことは一つ。卒業していく生徒達がハッピーで過ごしてもらえるように願う。もちろん私自身もですが・・・
さて、3月の食材もいろいろありますが、年度の節目ということもありますので「筍」を使ってみたいと思います。竹は節目があっても、曲がることなくまっすぐ伸びていくという特徴が縁起の良い素材として選ばれているわけで、まさに今の時期にピッタリといえます。

今月のメニュー

小えびと筍のジェノバパスタ

小えびと筍のジェノバパスタ

レシピ・作り方

材料

材料

【材料:1人分】
 
90g
30g
小えび
40g
白ワイン
5g
無塩バター
4g
ジェノバソース
20g
0.5g
黒こしょう
0.03g
ルッコラ
10g
粉チーズ
3g
 
 
■ジェノバソース(パスタ6人分)
 
バジル
18g
松の実
25g
にんにく
8g
オリーブオイル
70g
パルメザンチーズ
10g
1g
黒こしょう
0.05g
  • 手順1-11
  • 手順1-22
  • 手順1-3
~ジェノバソースを作りましょう~
にんにくはあらかじめ細かく刻んでおきます。材料を全てミキサーまたはミルサーにかければ出来上がりです。
  • 手順23
  • 手順3-1
  • 手順3-2
海老はぶつ切りにし、白ワインをふりかけておきます。
筍は薄切りにし、ルッコラは4cm程度の長さに切っておきます。
麺を茹で始めます。水の量ですが、目安で麺の10倍、水に対して塩は1%です。茹で始めると同時に、海老、筍をバターで炒め、軽く塩こしょうし、取り出しておきます。
  • 手順4-14
  • 手順4-2
麺はゆで時間の2分前に、具材を炒めた鍋に取り出し、ジェノバソースを加えて合わせます。
*ここで麺の茹で汁を30ccほど入れます。
麺とソースが混ざったら、取り出しておいた具材を戻し、混ぜながら調味します。
  • 手順55
味が調ったところで皿に盛り、ルッコラを乗せ、粉チーズをかければ完成です。

*パスタのアルデンテとは「歯ごたえがある」の意。茹ですぎは禁物です。
 茹であがった後も加熱する場合には、ゆで時間の2分前に出すと良い  でしょう。