宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

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今月の話題【第105回】(平成30年4月号)

2018年も4月になり、いよいよ新年度開始です。
何かが終わるときは何かが始まるということで、気持ちを入れ替え、今年度もいろいろなお話をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ということで、平成30年度1回目は、春の魚「鰆」を使ってみたいと思います。
春を演出する食材としては代表的な存在かもしれません。
その鰆を、今回は西京焼きで紹介したいと思います。
西京焼き=西京味噌をベースにした調味料で仕上げた料理ですが、そもそも西京味噌って、白みそとどう違うの?なんて思った人もいるのではないでしょうか。関東で見かける白みそは、ちゃんと塩味がありますよね。しかし、関西の白みそは、甘い味付けで仕上げてある、西京味噌のようなものになります。簡単に言ってしまうと、地域性の違いでしょうか・・。

今月のメニュー

鰆の西京焼き

プチベールと白舞茸のお浸し

レシピ・作り方

材料 2人(2切れ)分

材料

鰆切り身
2切れ
西京味噌
40g
10g
はちみつ
3g
醤油
5g
みりん
6g
 
 
*塩(下処理用)
少々
  • 手順11
  • 手順1-2
下処理
 鰆の表面に塩(分量外)を振りかけます。
 5分ほど経ってくると、表面に水分が浮いてくるので、ふき取りましょう。
 この作業を怠ると、生臭く仕上がってしまうことが多いので是非。
  • 手順22
  • 手順2-2
  • 西京味噌に調味料を加え、しっかり混ぜみそ床を作り、鰆を漬け込みます。
    *表面に落としラップをしておきましょう。
  • 手順33
②が冷えたところで、さっと茹でたプチベールを加え、さっと混ぜて冷蔵庫で冷やします。