管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。
今年度もいよいよ年度末を迎えました。卒業、進級、異動など、新しいステージを控え、期待と緊張が入り混じっているのではないでしょうか。
私自身もこの時期、新入生に対する期待と不安でいっぱいなのが現状です。
さて、今回紹介する料理はサバのコンフィを紹介します。
そもそもコンフィとは、フランス語のコンフィル=保存するが語源で、果物を砂糖漬けにし、調理保存したものに対して使われ始めたといわれます。 肉や魚のコンフィの場合、調味料やハーブ類をまぶし 大量の油脂を使い、80~90℃の低温で加熱します。 加熱後は、油脂につけたまま保存し、食べるときに油脂から出し、焼き直して食します。 脂は水と違い、温度が上がりすぎるので、温度管理が重要になります。今回はそんな温度管理についても、 ちょっとした工夫でクリアできますので参考にしてみてください。