宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

季節の話題アーカイブ

過去のメニューはこちら

今月の話題【第87回】(平成28年10月号)

今年の秋は、例年にないくらいの台風が上陸しています。日照時間も少なく、野菜などの価格上昇は、我々飲食業界にとって本当に困った問題です。
海水温の上昇により、台風の規模や発生場所も変化しているようで、私たちの危機管理も改める必要性がありそうですね・・・
さて、今回は秋の味覚代表格の「秋刀魚」を使った料理を紹介します。
秋刀魚の鳴門揚げと命名してみましたが、是非お試しください。

今月のメニュー

秋刀魚の鳴門揚げ

秋刀魚の鳴門揚げ

レシピ・作り方

材料

材料

【材料:2人分】
 
秋刀魚
2尾
梅肉
6g
スライスチーズ
20g
しそ
4枚
少々
 
 
<衣>
 
10g
小麦粉
6g
生パン粉
16g
 
 
飾り用レモン
少々
  • 手順11
  • 手順1-1
秋刀魚を3枚に卸し、中骨、腹骨を取っておきます。
皮目に塩をふりかけます。
  • 手順23
  • 手順34
*ここがポイント!!
皮目に塩をふっておくと、浸透圧の関係で生臭い水がにじみ出てきます。
これを拭き取ることで生臭みを減らすことができます。
煮魚の場合におこなう、湯通しの前にしておいても有効です。
  • 手順4
  • 手順4-2
拭き取った秋刀魚の片方の身に梅肉を塗り、縦半分に切ったしその葉を乗せます。片方の身にはスライスチーズとしその葉を乗せ、尾側から巻き、楊枝で止めておきます。
  • 手順55
  • 手順5-2
卵、小麦粉、パン粉の順で衣をつけ、165~170℃の油で揚げます。
楊枝を抜き半分に切り、中身を見えるようにして盛り付け、レモンを添えれば出来上がりです。