管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。
気付けば今年も残りわずか・・こんなフレーズで始めるのも何回目でしょうか。
しかし、そんなセリフが自然と出てきてしまうこの時期、本当に1年って早いですよね。
単純に、歳をとると1年が過ぎるのが早くなる。と言われている通りなだけなのでしょうけど・・
さて今回は、料理というか久しぶりに「パン」を紹介したいと思います。
みなさんもよくご存じの「ベーグル」ですが、起源については諸説あるようなのでそこは触れずに、特徴などの話をしながら作ってみたいと思います。
表面はパリッと、中はもっちり。そんなイメージが強いと思いますが、最大の特徴は焼く前に茹でる。ではないでしょうか。生地は当然小麦なので、茹でることで表面が糊化し、それを焼き上げることで、表面と中身とで食感に違いが出るわけですよね。また、通常のパンよりも発酵時間が短めで済むので、その点もありがたいです。
今回紹介するベーグルはプレーンタイプですので、黒糖を使用するなど、材料を工夫すれば、様々なスタイルが出来ると思いますので是非お試しください。