宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

宮屋敷忠信

管理栄養士の宮屋敷忠信先生が旬の材料を使った料理と季節のお話を毎月紹介しています。

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今月の話題【第118回】(令和元年5月号)

新しい元号を迎え、いよいよ新しい時代が動き始めました。
とはいえ、やること、やるべきことは変わりありませんが・・
しかしながら、今回のGwは10連休ということもあり、5月病患者が増える気がします。
さて令和初の話題ですが、この時期に収穫できる、木の芽のお話をしたいと思います。
一般的な木の芽とは、葉山椒だと思いますが、今回紹介するのは、「アケビ」の新芽になります。新潟方面ではポピュラーなようですが、都心ではあまり見かけることはないと思います。果物のアケビは秋ごろ収穫されますが、そんなアケビの新芽も、山菜のひとつとしておいしくいただけます。ほんのり苦みと、シャキシャキした歯ごたえが何とも言えません。

今月のメニュー

アケビの新芽のお浸し

アケビの新芽のお浸し

レシピ・作り方

材料 4人分

材料

アケビの新芽
80g
出汁
100g
醤油
6g
かつお節
適量
 
 
(参考:天つゆ)
 
出汁
80cc
醤油
20cc
みりん
20cc
  • 手順11
茎の硬い部分を少し切ります。
  • 手順22
新芽をよく洗い、熱湯で1分ほど茹でます。
  • 手順33
茹でた新芽を氷水に取り、1時間ほど晒しておきます。
苦みが和らぎます。
  • 手順44
晒した新芽を軽く絞り、3~4cmにカットし、出汁醤油に浸します。
小鉢に盛り付け、かつお節を散らして完成です。
マヨネーズで和えたり、胡麻和えにしても美味しいですが、今回はシンプルに、出汁と醤油で仕上げました。