前回早い入梅の話題で話を始めましたが、今回は早い梅雨明けで話を始めたいと思います。入梅が早いからといって、「夏の暑さも短い」なんてことはないと、気象庁が言っていましたので、しばらくこの暑さを受け入れないといけないようですね・・・さてそうなると心配なのは水ですが、水瓶付近にうまく雨が降ってくれることを祈るばかりです。では今回の料理ですが、どうせ暑い夏ですので、気持ちよく汗をかいてもらうためにカレーを用意してみました。

装飾画像

材料2人分

材料の画像

鶏もも肉

60g

じゃがいも

60g

ゴーヤ

15g

にんじん

30g

*野菜はお好みでどうぞ

サラダ油

20g(大1.5)

たまねぎ

70g

しょうが

8g

にんにく

3g

A カレー粉

2.5g

A クミン

0.1g

A ガラムマサラ

0.1g

A オールスパイス

0.1g

A コリアンダー

0.1g

A カイエンペッパー

0.1g

はちみつ

10g

小麦粉

3g

ガラスープ

60g

トマトジュース

60g

ココナッツミルク

60g

カイエンペッパー

適量

ヌクマム

3g

少々

作り方

たまねぎを炒める画像①・・・たまねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにしておきます。

②・・・鍋に油を熱し、みじん切りにしたたまねぎをあめ色になるまで炒めます。

③・・・目安は炒めはじめる前の1/3量程度になるまで弱火でじっくり炒めましょう。

④・・・たまねぎがあめ色になったらしょうがにんにくを加えさらに炒め、香りが出て来たところで香辛料Aと小麦粉を加え軽く炒めたら、ガラスープを少しずつ加えていきます。(小麦粉が入っているのでダマにならないように気をつけて下さい。)

⑤・・・スープが入りきったところでトマトジュース、はちみつ、ココナッツミルクを加えしばらく焦がさないように煮込みます。


調理後の材料画像⑥・・・その間に鶏肉に軽く塩こしょうを振り、油で素揚げします。(2度揚げします)初めは少し低めの160℃程度で揚げて、火が通ったらいったん出します。次に180℃くらいまで油温を上げ、もう一度鶏肉を揚げ、表面をパリパリに仕上げます。

⑦・・・じゃがいもは皮をむかずに、ひと口大にカットして、やはり低温(160℃程度)から揚げていきます。(下茹でしてある場合は高温180℃でさっと揚げます)

⑧・・・ゴーヤはわたを取り、5mm程度に切ったら塩もみして苦味を和らげて起きます。

⑨・・・ゴーヤの表面に軽く小麦粉をまぶして、175℃程度でさっと揚げます。にんじんは1cm程度の厚さの半月切りにして、茹でておきます。


画像⑩・・・カレーが煮込めたら最後に味を調えますが、このときに加えるのが「ヌクマム」です。日本で言うところの「魚醤」です。(ない場合はナンプラーでも良いです。)

⑪・・・ヌクマムを入れたら塩で最後の味付けですが、辛さがもっと欲しい方はカイエンペッパーをもう少し加えてください。(ない場合は一味唐辛子でかまいません。)



今回は日本のお米を使ってますが、タイ米を使うともっと良いと思います(好みがありまが・・・)もちろん「ナン」でも良いと思います。ほうれん草をミキサーにかけて加えても良いし、ひき肉を炒めたり、チーズをのせたり・・・茹でたり、揚げたりした好みの野菜を添えて、自分風にアレンジしてくださいね!ココナッツの甘い風味の後に来る辛さが結構くせになるかも・・・どうせ夏は暑くて汗をかきます! いっぱい汗をかいてシャワーを浴びれば、美味しい飲み物がよりいっそう美味しく感じられるはず。暑い・・・=嫌だ・・・・=夏バテになる可能性が高い。暑い夏=楽しい夏=夏バテになりにくい。但し水分補給は絶対に忘れないようにしてくださいね。(あ〜暑い・・・)。



武蔵野栄養専門学校 管理栄養士 宮屋敷忠信



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