見出し用画像季節の話題

いよいよ3月、桜の話題ももう目の前まで来ています。寒さが苦手な自分にはとてもうれしいしだいです・・・
さて今回取り上げる食材は、鰆(サワラ)です。春の魚と書くように、この時期旬を迎えます。しかし名前の由来は、魚体が細く狭いため、狭腹からサワラとついたとか・・狭腰(さごし)とも呼ばれます。今ももちろんですが、実は少し前の1~2月の寒鰆も脂が乗っておいしいです。

鰆の画像鰆(さわら)・・・魚体は細長く体長は1mを超える、結構大きな魚です。
体に良いとされる、EPAやDHAも豊富に含まれています。

肉は白身でやわらかく、味もくせがなく春を連想させる魚料理としてよく使われます。鮮度の良いものであれば刺身でも食べることができますが、いたみやすいので、〆て間もないものを選んでください。
さて、今回そんなさわらを使った料理は、

見出し用画像料理紹介 ~鰆のムニエル、豆乳と粒マスタードのソース添え~

鰆のムニエルの画像

作り方  ムニエル編

魚に塩コショウして、小麦粉をまぶしてバターで焼き上げたものを言います。

下味をつける画像①・・・鰆の切り身に塩コショウして、白ワインをふりかけタイムの枝をのせてラップでくるんでおきます。(10~15分)

小麦粉をまぶす画像②・・・魚が水っぽかったら、表面をペーパーなどでふき取り、小麦粉をまぶします。刷毛を使うと、粉がつき過ぎないですよ。

フライパンで焼く画像③・・・フライパンにバターとサラダ油を入れ、魚と一緒につけたタイムを軽く炒めます。香りが出てきたら取り出してください。、加熱し過ぎると焦げるので注意してください。


④・・・火は中火くらいで皮目から焼いていきます。このとき盛り付けて上になる部分を焼くわけですから、おいしそうに見える焼き色がついたら裏に返して弱火にして、中まで火を通しましょう。最初に焼く面はきれいに!裏返したら火は弱く!


豆乳と粒マスタードのソース編

表面をふき取る画像①・・・水と顆粒コンソメを合わせてスープを作っておきましょう。


②・・・鍋にサラダ油、小麦粉を入れ、よく混ぜます。加熱しながら①のスープ、豆乳、生クリームを加え、ひと煮立ちさせとろみをつけます。


③・・・②に粒マスタードを加え、混ぜたら味を調えれば出来上がり。


仕上げ

完成画像皿の中心にソースを敷いて、魚を盛り、レタスやパプリカ、ベビーリーフなどの野菜を添えて出来上がりです。

今回は鰆を使いましたが、タラなどの白身魚やかじき、鮭など色々な魚にもあうと思います。また、鶏肉のソテーにも会うと思いますので是非試してみてくださいね!

✽例ではレタス、黄色パプリカ、ベビーリーフ、トマトを添えてみました。

武蔵野栄養専門学校 管理栄養士 宮屋敷忠信

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