いよいよ6月に入り、今年も半分が過ぎようとしています。日本の大半が梅雨の時期を迎えるわけですが、今回はこの時期に旬を迎える、「伊佐木」いさきという魚を使った料理を紹介したいと思います。伊佐木という魚は5〜8月に旬を迎えますが、なかでも産卵を控えた6月が一番おいしいと言われています。



伊佐木の栄養価は
*100g


エネルギー 127Kcal
タンパク質 17.2g
脂質 5.7g
炭水化物 0.1g
カリウム 300mg
0.4mg
ビタミンB1 0.06mg
ビタミンB2 0.12mg
いさきの画像

装飾画像

白身魚だが、脂肪が多めで、から揚げや煮付け、刺身でも食べられます。画像の伊佐木のサイズは400g程度で、3枚卸にした場合切り身1枚80g程度になります。



材料(二人分)

材料の画像

*左から・・・ローズマリー・タイム・ディル

伊佐木

切り身80g2枚

塩・こしょう

少々

白ワイン

15g 大さじ1

タイム生

1枝

ローズマリー

1枝

薄力粉

10g 大さじ1

オリーブオイル

6g 小さじ1.5

作り方

切り身をつける画像①・・・伊佐木に塩コショウして、白ワインをふりかけローズマリー・タイムを切り身に乗せ、ラップして30分程つけておきます。


②・・・鍋にオリーブオイルを入れ、漬け込みに使用したローズマリー、タイムを加え、弱火で香りを出します。


切り身を焼く画像③・・・切り身を軽く拭き取り、薄力粉をまぶして皮目から焼きます。
ローズマリーとタイムは焦げる前に取り出してください。





ガルニチュール(付け合せ)

材料の画像

ズッキーニ

20g

パプリカ赤

15g

パプリカ黄

15g

なす

16g

オリーブオイル

6g

塩・こしょう

少々

④・・・付け合せは、野菜をすべて1cm程度の角切りにし、オリーブオイルで炒めて塩コショウしておきます。





ビネグレットソース

バルサミコ酢

40g

砂糖

6g

しょうゆ

4g

1g

マデラ酒

20g

無塩バター

2g

ディル

少々

ソースをつくる画像⑤・・・ビネグレットソースは、バルサミコ酢、砂糖、しょうゆ、塩、マデラ酒(なければ甘めの赤ワイン)を鍋で2/3くらいの量になるまで煮詰めます。(少しとろみがつきます)
煮詰まったところにバターを加えて出来上がりです。


付け合わせを皿に盛りつける画像⑥・・・お皿に炒めたガルニ(付け合せ)を盛り付けておきます。

⑦・・・魚をガルニの上に盛り、ソースを周りに流し。最後にディルを飾れば完成です。
ディルをちぎりながら、魚と一緒に食べてください。



装飾画像

噂によるとオリンピック年は雨が少ない空梅雨だとか・・肌寒い日や、暑い日で体調を崩しがちな方を多く見かける気がします。みなさん体調管理にはくれぐれも気をつけてください。



武蔵野栄養専門学校 管理栄養士 宮屋敷忠信



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