連日猛暑が続く今年の夏。皆様体調の方は大丈夫でしょうか?
夏の食材と言えば、色とりどりの野菜ですが、そのなかでも「トマト」についてお話します。最近のトマトは、赤だけでなく、黄色やオレンジ、ゼブラ柄など、色はもちろんマイクロトマトのように、ミニトマトよりも小さなもの、形がカボチャのようなものなど、作り手の工夫により、大変多くのトマトが存在しています。野菜を超えて、もはや果物といっても過言ではないような気がします。


トマトの画像

トマトと言えばやっぱり赤。多くの品種が出たとは言えトマトのイメージと言えば赤ですよね。トマトの色の代名詞でもある「赤」この赤色こそ、カロテン系の色素のリコピン。強い抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化の予防に高い効果が期待できます。リコピン以外にもビタミンAやC、カリウムやルチンなど血圧を下げる効果が期待できる栄養素や、最近では脂肪燃焼に効果がある報告もあり、トマトダイエットなんてのも流行ったような・・・しかしこのリコピンの優れたところは、加熱に強いというところ。トマト加工品でも、効果が期待できるそうです。



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材料

トマト

5個

上白糖

90g

レモン汁

2個分

作り方

切り身をつける画像①・・・トマトはへたを取って湯むきします。
②・・・湯むきしたトマトの種を取ります。


③・・・種と、実の半分をミキサーにかけ、残り半分の実は、あら微塵にしておきます。


切り身を焼く画像③・・・鍋にミキサーにかけた材料と、あら微塵のトマト、砂糖、レモン汁を入れて煮詰めます。


切り身を焼く画像④・・・へらでなべ底をはがしたときに、ゆっくりなべ底が隠れるくらいになれば出来上がりになります。







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パンにつけても、ヨーグルトのソースにもとても合うとおもいます。冷蔵庫でしっかり保存すれば、1ヵ月は持つと思いますので、ぜひお試しください。



武蔵野栄養専門学校 管理栄養士 宮屋敷忠信



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