~ 夏休みの使命! ~
今年も暑い夏でしたね。(といっても、まだ今も暑いですが・・・)
7月後半から8月いっぱいまでは、武蔵野栄養専門学校も夏休み。
私たち教職員もお休み・・・かというとそんな訳もなく、この期間は次年度に向けての体験入学を実施中!!
そんな合間を縫って、私たち実習実験課のメンバーには重大任務が与えられます。
それは、毎年2月に行われる「後藤学園総合学園祭」にてOPENする『MUSASHINO NUTRITION CAFE』で販売するスイーツを考えること。
実習実験課に所属する教職員が、「野菜を使う」「グルテンフリー」など、栄養士の目線からお菓子を考案します。夏休み明けにはレシピをもとに実際にスイーツを作成、栄養専門学校の教職員全員を前にプレゼンを行い、当日作成するケーキを決めるのです。
定番スイーツから、斬新なNEW MENUまで様々。
今回は、これまで販売したベジスイーツの中から、「なすのタルト」をご紹介します。
なすのタルト
材料:5個分
タルト生地
- 無塩バター
- 30g
- 砂糖
- 20g
- 卵
- 10g
- バニラオイル
- 1~2滴
- 薄力粉
- 60g
- アーモンドプードル
- 15g
アーモンド生地
- 無塩バター
- 15g
- 砂糖
- 15g
- 卵
- 15g
- アーモンドプードル
- 15g
カスタードクリーム
- 卵黄
- 1個
- 砂糖
- 20g
- 薄力粉
- 9g
- 牛乳
- 90g
- バニラビーンズ
- 1/4本
- 無塩バター
- 4g
- 生クリーム
- 50g
- 砂糖
- 3g
なすのコンポート
- なす
- 3本
- りんごジュース
- 300g
- 砂糖
- 30g
- レモン汁
- 3g
グラサージュ
- ゼラチン
- 1.5g
- 水
- 30g
- レモン汁
- 2.5g
- 砂糖
- 5g
飾り
- ミント
- 5枚
- 1
-
タルト生地
- ①バターをボウルに入れてホイッパーでクリーム状に練り、砂糖を数回に分けて加えて白っぽくなるまでよく混ぜ合わせる。
- ②溶いた卵を少しずつ加えて混ぜ、バニラオイルを入れる。
- ③薄力粉とアーモンドプードルは合わせてふるい②に半量ずつ加え、ひとまとまりになったらラップに包んで冷蔵庫で1時間以上冷やす。
- 2
-
アーモンド生地
- ④室温に戻したバターと砂糖を混ぜて、溶いた卵を少しずつ加え、ふるったアーモンドプードルを入れて混ぜ合わせ、アーモンド生地を作る。
- 3
-
タルトを焼く
- ⑤③のタルト生地をラップの間に挟んで麺棒で伸ばし、丸い型で抜いてタルト型に敷く。フォークで穴をあけ④を均等に流し、180℃に予熱したオーブンで25~30分焼く。
- ⑥焼けたら網に乗せて冷まし、型から抜く。
- 4
-
カスタードクリーム
- ⑦ボウルに卵黄と砂糖を入れて白っぽくなるまですり混ぜ薄力粉を加えて混ぜる。
鍋に牛乳とバニラビーンズを入れ、沸騰直前まで加熱したら、ボウルの中に少しずつ加えて混ぜ合わせ、一度濾す。鍋に戻して加熱し、トロミが付いたら火からおろしてバターを加えカスタードを作る。
生クリームに砂糖を加えて硬めに泡立て、冷めたカスタードと合わせる。
- 5
-
なすのコンポート
- ⑧なすは皮を剥いて縦の長さを半分にし、薄めにカットして1時間以上水に漬けアクを抜く。鍋になすとりんごジュース、レモン汁を入れて火にかけ、トロっとしたら砂糖を加え煮含める。
- 6
-
仕上げ
- ⑨⑦のカスタードを⑥のタルト生地の中央に絞り⑧のなすをきれいに貼り付ける。 水でふやかしたゼラチンをレンジで20秒ほど加熱して溶かす。砂糖とレモン汁を加えて冷やし、なすの表面にハケで塗ってゼリーがけする。
- ⑩最後にミントを飾る。
-
昨年度は焼き菓子を販売
左上から、きな粉のフィナンシェ(グルテンフリー)・青じそシフォン・ほうれん草のマーブルシフォン・ビーツのグレースドーナツ・ぷちサグカレーパン・ごぼうのフロランタン・さつま芋パウンド・かぼちゃパウンド。
完成
栄養成分
- エネルギー
- 335kcal
- たんぱく質
- 5.2g
- 脂質
- 18.5g
- 炭水化物
- 40.7g
- 食塩相当量
- 0.1g
なすは煮るとリンゴのような食感になります。 りんごジュースで煮ることで、よりりんご感がUPします。 ちょっと手間がかかりますが、とってもおいしいですよ。 さてさて、今度の学園祭はどんなケーキが並ぶのでしょうか? 夏休み明けのプレゼンが楽しみです