私が考えた献立はこちら!
新年度を迎え1か月が経ちますが、いかがお過ごしでしょうか。本校では2年生になると「校内実習」という授業が始まります。校内実習では、本コラム「№10 身体で覚える」でも紹介させていただきました、1年次後期「大量調理実習」で学んだ給食業務をより実践的に学んでいきます。大量調理実習と違うところは、1日の実習を通して、大量調理・安全・衛生・経営など特定給食施設による給食作りの流れや、喫食者に対するサービス・給食の役割について学んでいくとともに献立作成や調理指導を“学生自身”で行い、マネージメント能力を習得することを目的としています。今回は2025年度の初回授業で実際に給食として提供したメニューを紹介します!
鶏のトマト煮
材料:1人分
- 植物油
- 2g
- 【肉の下味】
- 鶏もも肉
- 80g
- 食塩
- 0.3g
- 黒こしょう
- 0.02g
- たまねぎ
- 50g
- じゃがいも
- 50g
- ピーマン
- 20g
- 黄パプリカ
- 20g
- ぶなしめじ
- 10g
- 白ワイン
- 3g
- 水
- 20g
- トマト缶
- 50g
- 固形ブイヨン
- 1g
- 食塩
- 0.8g
- 砂糖
- 1.5g
-
1
-
- ①検品後、下処理した野菜を流水で3回洗います。
- 検品とは、納品量・食材の表面温度・傷や異物の有無などを確認することです。
- 大量調理施設衛生管理マニュアルでは、異物の混入を防ぐため流水で3回以上水洗いすることが定められています。
- ②野菜を指示通り切ります。
見栄えや火の通りを均一にするため、大きさをできる限り揃えることが大事です!
- ①検品後、下処理した野菜を流水で3回洗います。
-
2
-
- ③じゃがいもは皮を剥いて切った後、スチームコンベクションオーブンの「スチームモード」で軽く火を通します。
本校の大量調理では、事前に軽く火を通すことにより煮込み時間を短くし煮くずれを防いでいます。
- ③じゃがいもは皮を剥いて切った後、スチームコンベクションオーブンの「スチームモード」で軽く火を通します。
-
3
-
- ④材料が全て揃ったら、回転釜で調理をします。
回転釜に油を入れて火にかけ、食塩・黒こしょうで下味をつけた鶏もも肉を入れて炒めます。 - ⑤たまねぎを入れてしんなりしたら他の野菜を加えて炒め、白ワインを入れアルコールを飛ばします。
- ⑥水・固形ブイヨン・トマト缶を加え煮込みます。
途中で軽く火を通したじゃがいもを入れて煮込み、食塩と砂糖で味を調えたら完成です!
- ④材料が全て揃ったら、回転釜で調理をします。
栄養バランス・彩りの良いメニューを作ることができました!
栄養成分
- エネルギー
- 730kcal
- たんぱく質
- 27.3g
- 脂質
- 23.9g
- 炭水化物
- 104.0g
- 食塩相当量
- 3.1g
~この日のメニュー~
・ご飯
・キャベツのコンソメスープ
・鶏のトマト煮
・ミモザサラダ
・ミルクプリン
☆献立を作成した学生に感想を聞きました☆
今回は、進級してから初の校内実習でした。1年生の時よりも人数が少ない中での実習でしたが、みんなテキパキと作業していたのでよかったと思います。それに、作った給食が自分の考えた献立だったので不安でしたが、喫食調査をしたときに「すごくおいしかった!」と好評の声が多く嬉しかったです!
本校のInstagramにも載っておりますので
ぜひご覧ください!!
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