宮屋敷忠信の食に関する季節の話題│公益社団法人集団給食協会

宮屋敷忠信の食に関する季節の話題

今月の話題【第１５１回】(令和4年3月号)

３月に入り、だいぶ気温もあたたかくなってきました。
店頭に並ぶ食材も、春らしいものが多くなっています。
しかしながら、コロナ問題は終息とはいきません・・
さて今回は、「ユメカサゴ」という魚の煮つけを紹介します。
普通の魚屋ではなかなか手に入らないかもしれませんが、市場などでは安く購入できるのが魅力です。場所によっては「のどぐろ」と表記して売られておりますが、残念ながら本物ののどぐろではありません。確かにお口の中を覗くと、黒くなっていることで、そのように呼ばれているのかもしれませんが・・

ユメカサゴの煮つけ

レシピ＆作り方

材料：4人分

出汁: 300g
酒: 100g
砂糖: 15g
みりん: 30g
醤油: 40g
しょうが: 適量
ユメカサゴ（２０ｃｍ）: 4尾

＜飾り用＞
　小葱: 少々
　しょうが: 少々

①: ユメカサゴです。鱗を引いて内臓を取り出しておきます。

②: 沸騰したお湯に、魚をさっとくぐらせ、氷水に取ります。

③: 調味料（煮汁）を沸騰させ、魚と生姜を入れ、10分程度煮ます。

④: 10分煮たところで魚を取り出し、煮汁だけを煮詰めていきます。
＊: 大匙4杯程度まで皿に盛り付け、煮詰めた煮汁をかけ、刻んだ生姜と小葱を飾れば完成です。

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